小動物の病気と診療

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小動物の病気と診療

ハムスター・リス・モルモット・フェレットなど、小さな動物は普段から様子を観察しておくことが大切です。皮膚や消化器の病気が多いので、動作だけでなく皮膚の状態や排泄物の量などを意識してチェックしておきましょう。

普段と違う様子は、ペットからの『SOS』です。なにか変だと感じたら、すぐにご相談にいらしてください。

小動物のよくある病気、症状

歯の病気

症状:食欲不振、歯ぎしり、ヨダレが出ている

ハムスターやリス、モルモットは歯が伸びるため、歯の病気が多くみられます。
伸びすぎた歯は口腔内の粘膜を傷つけたり、食物をうまく咬めなくなったりと、食欲不振の原因となります。詳しい口腔内の検査にはレントゲンを撮ることもあります。

■デグーの不正咬合

■デグーの不正咬合

皮膚の病気

症状:フケ、脱毛、痒がる

皮膚の病気には細菌やカビ、ダニなどの感染症の他、アレルギーもあります。アレルギーの場合は、飼育環境の見直しで症状が大きく改善する場合もあります。

ハムスターは皮膚(体表)の腫瘍が多くみられます。多くは手術が適応となりますが、動物の状態により治療法は異なります。しこりを見つけたら、できるだけ早めに受診をしてください。

早期発見のためには、日頃からのスキンシップが大切です。特にお腹側は、発見が遅れがちなので、よく注意してみてあげましょう。

■ジャンガリアンの脱毛■ジャンガリアンの体表の腫瘍
■ジャンガリアンの脱毛 ■ジャンガリアンの体表の腫瘍

消化器の病気

症状:下痢、便が小さい、便が出ない、食欲不振

下痢などの消化器症状は様々な原因から起こりますが、まずは正しい食事管理が重要です。それぞれ動物の食性にあった食事を与えるようにしましょう。診察時には食事についてもアドバイスをいたします。

原虫や寄生虫などの感染症が原因となっていることもあります。動物を飼い始めたら、症状がなくても一度、検便をしておくとよいでしょう。

外傷や骨折

症状:足を挙げている、歩けない
骨折などのケガはハムスターで多くみられます。ゲージのなかで足を引っかけてしまうケースや室内で遊ばせているときの事故で骨折してしまうことがあります。動物の種類や骨折の箇所にあわせて、手術やギプスなどの治療を行います。

■ゴールデンハムスターの骨折の手術

■ゴールデンハムスターの骨折の手術

富士森公園動物病院での小動物治療について

富士森公園動物病院での小動物治療について

ハムスター・リス・モルモット・フェレットといった小動物は、それぞれかかりやすい病気が違います。同じ症状でも全く違う原因によることも多く、それぞれに合わせた治療が必要になります。富士森公園動物病院では、原因を見極めた上で、その動物にとって適切な治療を行っています。

もちろん、インフォームドコンセントもしっかり行っています。病気についてわかりやすくご説明し、治療方法についてご提案しながら飼い主さまのお考えをじっくりうかがって治療を行っていきますので、ご安心ください。

なお、フェレットに関しては、ジステンパーやフィラリア予防も行っています

小動物を飼っている方へ 病気にならない飼い方とは

小動物を飼っている方へ 病気にならない飼い方とは

食事の管理は、小動物の健康を保つためにとても重要なこと。ペレットなどをメインにオヤツのあげかたや量、タイミングをコントロールしていきましょう

また、小さい動物は放し飼いによる事故も珍しくありません。家族として愛する我が子にケガをさせてしまう痛ましい事故が起こらないよう、お部屋で放すときには充分注意してください

お問い合わせはお気軽に

八王子の富士森公園のすぐそばにある動物病院です。犬猫の他、うさぎ、ハムスター、鳥などエキゾチックペットの診療に力を入れています。内科的治療に加え、外科的治療も積極的に取り入れています。

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